このページでは、「セイコークロノグラフ Ref.7018-」の取り扱い、操作方法についてご説明しています。
ヴィンテージ時計を取り扱う際の注意点などについては、こちらのトピックにて詳しくご紹介しております。

目次
Cal.7018の各部名称と主な機能

A:クロノグラフ秒針
クロノグラフをスタートさせた時に作動します。
B:通常の時針・分針
C:30分積算計
クロノグラフ作動時の経過時間(分)を計測します。
D:プッシュボタン(2時側)
クロノグラフのスタート、ストップの操作を行ないます。
E:リューズ
F:プッシュボタン(4時側)
クロノグラフ針と各積算計の針をリセットします。
G:カレンダー
日付と曜日を表示します。
Cal.7018の時刻・日付の合わせ方

■リューズ位置 0
※Cal.7018クロノグラフには手巻き機能がございません。
※【自動巻ローターによる巻き上げ方法について】をご参照ください。
この位置でリューズを操作しても作用するものはありません。
■リューズ位置 1 ― 日付を合わせる
リューズを1段階引き出し、この位置で操作を行うと日付の早送りができます。
■リューズ位置 2 ― 時刻を合わせる
リューズを2段階引き出し、この位置で操作を行うと針を進めたり戻したりできます。
■リューズ位置 X ― 曜日を合わせる
リューズ位置0の状態から、ケース側にリューズを押し込むと曜日のみ早送りが行われます。
※押し込んだ後は、リューズ位置0に戻ります。
【日付と時刻合わせ方】
①リューズ位置2で針を操作し、4時〜8時(午前・午後どちらでもOK)まで進めてください。
※「早送り禁止時間帯」を避けるため、必ず針の操作を行ってください。
②リューズ位置1でリューズを操作し、「合わせたい日付の前日」までカレンダーの早送りをしてください。
③ケース側にリューズを押し込み、「合わせたい日の前日」まで曜日の早送りをしてください。
④再度、リューズ位置2で針を操作し、日付と曜日が深夜12時以降(深夜12時から3時頃の間)に変わることを確認できたら、現在の時刻に合わせてください。
※リューズ操作後は必ず0の位置までリューズを戻してください。
Cal.7018クロノグラフをご使用する前に

本ムーブメントはヴィンテージの機械式時計です。
ヴィンテージ時計の場合、一般的に【日差±1分以内】までであれば許容範囲とされています。
※Cal.7018には手巻き機能が搭載されていません。
完全に止まっている状態から使用する場合は、下記でご説明している自動巻ローターによる巻き上げを行ってください。
※ご使用になる条件(携帯時間・時計の姿勢・腕の動き・ゼンマイの巻き上げ具合等)によっては、日差が異なる場合があります。
※毎日着用していても、デスクワークが主で十分な腕の動きが無いなどの場合は、すぐに止まってしまったり精度が著しく悪くなってしまったりすることがあります。この場合も手巻きを併用してご使用ください。
【自動巻ローターによる巻き上げ方法について】
巻き上げる際は、時計を利き手で持ち、手首のスナップを効かせて、反対の手のひら(親指の付け根の柔らかい部分)に、ポンポンと軽く当てるように振ってください。
こうすることで、内部のローターが効率的に回転し、ただ闇雲に振るよりも確実にゼンマイを巻き上げることができます。
上記の方法で約5分ほど振り続けるとゼンマイが巻き上がります。(あくまでも目安です。)
※時計を激しく振ったり、上下に大きく振ったりすると、内部の部品に負担がかかり、故障の原因となるおそれがありますので、ご注意ください。
カレンダーの早送りをしてはいけない時間とは

時計には「カレンダーの早送りをしてはいけない時間」が存在します。
カレンダーの早送り操作が禁止されている時間は【午後8時から午前4時までの8時間】と定められています。
現在の時計の針の位置が「午前か午後かわからない」という場合は、4時〜8時に時刻を合わせることで、禁止時間帯から外れるようになります。
2月(1カ月が28日、うるう年は29日)と小の月(1カ月が30日)では日付の修正が必要になります。
クロノグラフを操作する際の注意点
注1)クロノグラフを操作する際は、ケースをしっかりと支えながら、プッシュボタンを対角線方向に最後まで押し込んでください。
注2)クロノグラフ機能の使い始めには、ゼンマイの巻き上げが充分であることを確認してください。
注3)クロノグラフ作動時には、リューズを引き出して、時刻・日付合わせをしないでください。
注4)過度なクロノグラフ機能の使用は、メンテナンス時期を早めることになりますので、お避けください。
注5)途中までしか押されていない状態や、斜め方向から力を加える操作は、故障の原因となる場合があります。
注6)クロノグラフを常時作動させたままにすると、内部パーツの摩耗を早める原因となります。計測時以外は停止した状態でご使用ください。
■セイコー関連リンク
・セイコーの「SDダイヤル/EDダイヤル/ADダイヤル」とは
・150mダイバー2nd後期型のバリエーションとリューズロックについて