このページでは、下記「オメガ 自動巻 ノンデイト」についてご説明しています。
「ハーフローター式自動巻」「全回転式自動巻」2種類の自動巻機構が存在しますが、操作方法については同じです。
▼主な対応ムーブメント▼
<ハーフローター式自動巻>
■Cal.330
■Cal.332
■Cal.333
■Cal.341
■Cal.342
■Cal.344
■Cal.351
■Cal.352
■Cal.354
<全回転式自動巻>
■Cal.470
■Cal.471
■Cal.500
■Cal.501
■Cal.550
■Cal.551
■Cal.552
■Cal.711
■Cal.712
目次
オメガのヴィンテージモデルを使う前に
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ヴィンテージ時計の場合、一般的に【日差±1分以内】までであれば許容範囲とされています。
さらに古い1950年代以前の時計の場合は、【日差±3分以内】までを許容範囲としてください。
ご使用になる条件(携帯時間・時計の姿勢・腕の動き・ゼンマイの巻き上げ具合等)によっては、日差が異なる場合があります。
また、スポーツやバイクの運転など、強い振動や衝撃が加わる可能性がある場面では、故障防止のため必ず腕から外してください。
自動巻き時計とは
「自動巻き」とは、ローターと呼ばれるパーツが腕の動きに合わせ回転することで、自動的にゼンマイを巻き上げていく方式です。
オメガの自動巻き機構には「ハーフローター式」「全回転式」の2種類がございますので、次の項目でご説明させていただきます。
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【使用する際の注意点】
完全に止まっている状態から自動巻きの時計を使用する場合は、【30~40回ほど手巻きをして】からご使用ください。
自動巻きの時計には、ゼンマイの巻き過ぎを防ぐスリップ機構が備わっているため、巻き止まりはありません。
※毎日着用していても、デスクワークが主で十分な腕の動きが無いなどの場合は、すぐに止まってしまったり精度が著しく悪くなってしまったりすることがあります。この場合も手巻きを併用してご使用ください。
手巻き機能が備わっていない時計の場合、時計を利き手で持ち、手首のスナップを効かせて、反対の手のひら(親指の付け根の柔らかい部分)に、ポンポンと軽く当てるように振ってください。
こうすることで、内部のローターが効率的に回転し、ただ闇雲に振るよりも確実にゼンマイを巻き上げることができます。
上記の方法で約5分ほど振り続けるとゼンマイが巻き上がります。(あくまでも目安です。)
※時計を激しく振ったり、上下に大きく振ったりすると、内部の部品に負担がかかり、故障の原因となるおそれがありますので、ご注意ください。
ハーフローター式自動巻とは
1943年に登場したオメガ初の自動巻ムーブメントです。
弓形のローターが回転して際に、ムーブメントに仕込まれたバネ(写真左側内部)に反発して往復運動することから、「バンパー式」とも呼ばれています。
コツン、コツン、とローターが当たる音や振動が心地よく、ヴィンテージ時計愛好家にも非常に愛されているモデルのひとつです。
1956年に、より巻き上げ効率のいい「全回転式自動巻」が誕生するまで、オメガの様々なモデルを支えてきた歴史的なムーブメントでもあります。
全回転式自動巻と入れ替わる形で、1955年には生産終了しています。

■主な対応モデル(ハーフローター式自動巻)
Cal.330、Cal.332、Cal.333、Cal.341、Cal.342、Cal.344、Cal.351、Cal.352、Cal.354
※Cal.355はデイトモデルのため、別ページにて紹介しています。
全回転式自動巻とは
1956年にオメガ初の全回転式自動巻ムーブメント/Cal.470が誕生してから、現在でも仕様されている駆動方式です。
半円状のローターが360度回転するのが特徴で、前述のハーフローターに対して「フルローター」とも呼ばれています。
クロノメーター、デイトモデル、デイデイトモデル、というシリーズの多さも特徴で、1960年代のオメガを世界一のブランドに押し上げた歴史的なムーブメントでもあります。

■主な対応モデル(全回転式自動巻/ノンデイト)
Cal.470、Cal.471、Cal.500、Cal.501、Cal.550、Cal.551、Cal.552、Cal.711、Cal.712
※デイトモデル、デイデイトモデルについては、別ページで紹介しています。
リューズの操作について
リューズには、大きく分けて「引き出し式リューズ」「ねじ込み式リューズ」「ジョイント巻真式リューズ」の3種類があります。
また、時刻合わせや日付変更を行う際のリューズの操作方法も、モデル(ムーブメント)によって異なります。
■引き出し式リューズ
多くの時計で採用されている標準的なタイプです。
操作する際は、軸に対して斜めに力を入れず、まっすぐ優しく引き出すのが故障を防ぐコツです。
■ねじ込み式リューズについて
「ねじ込み式リューズ」とは、防水性能を高めるためにリューズを時計本体にネジ留め(ロック)する構造のことです。
ダイバーズウォッチに採用されていることが多く、知らないまま使用してしまうと故障するリスクもございます。

【使用する際の注意点】
リューズを6時方向に回すと、ロックが解除されます。
リューズ操作を行う時以外は、常にロックされた状態にしておいてください。
※リューズロックが解除されたまま使用すると、リューズと時計の間に隙間が生じ、防水面でのトラブルや衝撃によりリューズ(巻き真)が折れてしまうことがあります。
リューズ操作が終わったら、リューズをケースに押しつけながら12時方向に回し、止まるところまでしっかりねじ込んでください。
※過度な力で無理やりねじ込んだり、斜めに力を加えてしまうと、ねじ山が破損する恐れがありますのでご注意ください。
■ジョイント巻真式のリューズについて
ジョイント巻真とは、途中で着脱できる特殊な構造を採用した巻真のことです。
この機構は「引き出し式リューズ」の一部のモデルに採用されるもので、ケースからムーブメントを取り出す際に、巻真をムーブメント側とリューズ側に分離できるよう設計されています。
そのため、オメガのジュネーブダイナミックやコスミックシリーズといった、裏蓋のないワンピースケースのモデルを中心に採用されています。
▼詳しくはこちらのトピック「巻真とは?ジョイント巻真とは?」をご覧ください。

【使用する際の注意点】
リューズ操作を行う際は、リューズとケースの間に爪を入れ、軽くずらすような感覚で引いていただくことで、故障のリスクを抑えることができます。
操作を終えた後は、必ずリューズを押し込み、通常位置まで戻してください。
ジョイント巻真式のリューズはその構造上、強く引っ張ると抜けてしまうことがあります。
※もし、リューズが抜けてしまった場合は、部品を無くさないよう保管し、早急にご連絡ください。
操作方法について

■リューズ位置 0 ― ゼンマイを巻く
この位置でリューズを12時方向に回すとゼンマイが巻き上がります。
■リューズ位置 1 ― 時刻を合わせる
リューズを1段階引き出します。
この位置で操作を行うと針を進めたり戻したりできますので、現在の時刻に合わせてください。
※リューズ操作後は必ず0の位置までリューズを戻してください。
防水についての注意点
当時の防水性能の基準は、現代の防水基準とは異なります。そのため、ヴィンテージ時計は基本的に非防水としてご使用ください。
ヴィンテージ時計は、長年の経年変化により、製造当時の防水性能を維持することができません。
そのため、ダイバーズウォッチであっても、またオーバーホールを終えたばかりの時計であっても、防水性は保証できません。
【使用する際の注意点】
小雨程度であれば、時計を着けている腕で傘をさしたり、袖口で時計を覆ったりして、水滴が直接かからないようご注意ください。
一方で、激しい雨の際は時計が濡れるおそれがありますので、あらかじめ腕から外し、安全な場所で保管してください。
※万が一時計に水滴が付着した場合は、柔らかいタオルなどで時計全体の水分を丁寧に拭き取り、風通しの良い場所で十分に乾かしてからご使用ください。
その他、取扱についての注意点などは、「ヴィンテージ時計を使う前に知っておいてほしいコト」にて詳しくご紹介しています。
その他のオメガ・ムーブメントに関しては、下記トピックをご覧ください。
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