このページでは、「オメガ 手巻き デイト」についてご説明しています。
▼主な対応ムーブメント▼
■Cal.610
■Cal.611
■Cal.613
■Cal.1030
目次
・カレンダーの早送り操作についての注意点(Cal.613、Cal.1030)
オメガのヴィンテージモデルを使う前に
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ヴィンテージ時計の場合、一般的に【日差±1分以内】までであれば許容範囲とされています。
50年代以前のより古い年式の時計の場合は【日差±3分以内】を許容範囲としてください。
ご使用になる条件(携帯時間・時計の姿勢・腕の動き・ゼンマイの巻き上げ具合等)によっては、日差が異なる場合があります。
また、スポーツやバイクの運転など、強い振動や衝撃が加わる可能性がある場面では、故障防止のため必ず腕から外してください。
手巻き時計とは
手巻きとは、ゼンマイを手動で巻き上げる方式のことです。
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リューズの回転が重くなり、リューズが回せなくなったら巻き止まり(ゼンマイの巻き上げが満タンな状態)となり巻き上げ完了です。
巻き止まりまで行わないと精度が安定しません。
※そこから無理にリューズを回してしまうと、ゼンマイが切れてしまうことがありますので、巻き止まりましたらそのままお使い下さい。
ゼンマイの巻き上げは、毎日1回、同じ時間に行うことをおすすめします。
完全にゼンマイが巻き上がった状態と時計が止まる寸前では、時計の進み方が異なってくるため、時間を決めて習慣にすることで、時計の動きが安定します。
リューズの操作について
リューズには、大きく分けて「引き出し式リューズ」「ねじ込み式リューズ」「ジョイント巻真式リューズ」の3種類があります。
また、時刻合わせや日付変更を行う際のリューズの操作方法も、モデル(ムーブメント)によって異なります。
■引き出し式リューズ
多くの時計で採用されている標準的なタイプです。
操作する際は、軸に対して斜めに力を入れず、まっすぐ優しく引き出すのが故障を防ぐコツです。
■ねじ込み式リューズについて
「ねじ込み式リューズ」とは、防水性能を高めるためにリューズを時計本体にネジ留め(ロック)する構造のことです。
ダイバーズウォッチに採用されていることが多く、知らないまま使用してしまうと故障するリスクもございます。

【使用する際の注意点】
リューズを6時方向に回すと、ロックが解除されます。
リューズ操作を行う時以外は、常にロックされた状態にしておいてください。
※リューズロックが解除されたまま使用すると、リューズと時計の間に隙間が生じ、防水面でのトラブルや衝撃によりリューズ(巻き真)が折れてしまうことがあります。
リューズ操作が終わったら、リューズをケースに押しつけながら12時方向に回し、止まるところまでしっかりねじ込んでください。
※過度な力で無理やりねじ込んだり、斜めに力を加えてしまうと、ねじ山が破損する恐れがありますのでご注意ください。
■ジョイント巻真式のリューズについて
ジョイント巻真とは、途中で着脱できる特殊な構造を採用した巻真のことです。
この機構は「引き出し式リューズ」の一部のモデルに採用されるもので、ケースからムーブメントを取り出す際に、巻真をムーブメント側とリューズ側に分離できるよう設計されています。
そのため、オメガのジュネーブダイナミックやコスミックシリーズといった、裏蓋のないワンピースケースのモデルを中心に採用されています。
▼詳しくはこちらのトピック「巻真とは?ジョイント巻真とは?」をご覧ください。

【使用する際の注意点】
リューズ操作を行う際は、リューズとケースの間に爪を入れ、軽くずらすような感覚で引いていただくことで、故障のリスクを抑えることができます。
操作を終えた後は、必ずリューズを押し込み、通常位置まで戻してください。
ジョイント巻真式のリューズはその構造上、強く引っ張ると抜けてしまうことがあります。
※もし、リューズが抜けてしまった場合は、部品を無くさないよう保管し、早急にご連絡ください。
Cal.610、Cal.611の操作方法(4時間戻し)

■リューズ位置 0 ― ゼンマイを巻く
この位置でリューズを12時方向に回すとゼンマイが巻き上がります。
■リューズ位置 1 ― 日付と時刻を合わせる
リューズを1段階引き出します。
この位置で操作を行うと針を進めたり戻したりできます。
【日付と時刻合わせ方】

① リューズ位置1で針を操作し、日付が変わる前後の午後8時から午前1時の間を往復することで、日付の早送りが行えます。
② 日付を合わせたら、そのまま現在の時刻に合わせてください。
※リューズ操作後は必ず0の位置までリューズを戻してください。
Cal.613の操作方法(リューズ2段引き)

■リューズ位置 0 ― ゼンマイを巻く
この位置でリューズを12時方向に回すとゼンマイが巻き上がります。
■リューズ位置 1 ― 時刻を合わせる
リューズを1段階引き出します。
この位置で操作を行うと針を進めたり戻したりできます。
■リューズ位置 2 ― 日付を合わせる
リューズを2段階引き出すと、日付が早送りされます。
【日付と時刻合わせ方】
①リューズ位置1で針を操作し、4時〜8時(午前・午後どちらでもOK)まで進めてください。
②リューズ位置1とリューズ位置2を往復し、「合わせたい日付の前日」までカレンダーの早送りをしてください。
③再度、針を操作し日付が深夜12時に変わることを確認して、現在の時刻を合わせてください。
※リューズ操作後は必ず0の位置までリューズを戻してください。
Cal.1030の操作方法(リューズ1段引き)

■リューズ位置 0 ― ゼンマイを巻く
この位置でリューズを12時方向に回すとゼンマイが巻き上がります。
■リューズ位置 1 ― 日付を合わせる
リューズを1段階引き出し、この位置で操作を行うとカレンダーの早送りができます。
■リューズ位置 2 ― 時刻を合わせる
リューズを2段階引き出し、この位置で操作を行うと針を進めたり戻したりできます。
【日付と時刻合わせ方】
① リューズ位置2で針を操作し、4時〜8時(午前・午後どちらでもOK)まで進めてください。
② リューズ位置1でリューズを操作し、「合わせたい日付の前日」までカレンダーの早送りをしてください。
③ 再度、リューズ位置2で針を操作し、日付が深夜12時に変わることを確認して、現在の時刻を合わせてください。
※リューズ操作後は必ず0の位置までリューズを戻してください。
カレンダーの早送り操作についての注意点(Cal.613、Cal.1030)
時計には「カレンダーの早送りをしてはいけない時間」が存在します。
カレンダーの早送り操作が禁止されている時間は【午後8時から午前4時までの8時間】と定められています。

現在の時計の針の位置が「午前か午後かわからない」という場合は、4時〜8時に時刻を合わせることで、禁止時間帯から外れるようになります。
31日までない月の場合も、カレンダーの早送り操作を行う必要がございます。
防水についての注意点
当時の防水性能の基準は、現代の防水基準とは異なります。そのため、ヴィンテージ時計は基本的に非防水としてご使用ください。
ヴィンテージ時計は、長年の経年変化により、製造当時の防水性能を維持することができません。
そのため、ダイバーズウォッチであっても、またオーバーホールを終えたばかりの時計であっても、防水性は保証できません。
【使用する際の注意点】
小雨程度であれば、時計を着けている腕で傘をさしたり、袖口で時計を覆ったりして、水滴が直接かからないようご注意ください。
一方で、激しい雨の際は時計が濡れるおそれがありますので、あらかじめ腕から外し、安全な場所で保管してください。
※万が一時計に水滴が付着した場合は、柔らかいタオルなどで時計全体の水分を丁寧に拭き取り、風通しの良い場所で十分に乾かしてからご使用ください。
その他、取扱についての注意点などは、「ヴィンテージ時計を使う前に知っておいてほしいコト」にて詳しくご紹介しています。
その他のオメガ・ムーブメントに関しては、下記トピックをご覧ください。
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