現役時計職人が、時計作っちゃう!? 第4話【修理部ブログ】

皆様こんばんは!修理部です!

前回、仮の真鍮板に穴開け加工をして輪列を並べてみましたが、今回はその続きでさらなる加工を行いました。

(前回の様子)

慎重にフライス盤を操作していましたが・・・

失敗しちゃいました!!!

輪列の高さを確認するために溝を掘っていたところ、真鍮板が耐え切れず飛んでいってしまいました(笑)

ということで、今度は地板が飛んでいかないよう固定する治具(じぐ)を作ろうと思います!

色々な素材を仕入れさせていただきましたので、お楽しみに!

失敗は成功の基!

次回更新は2026年6月14日(日)です。


修理部メモ

輪列(りんれつ)・・・動力源(ゼンマイなど)のエネルギーを伝達するための、4つの歯車で構成される機構のこと。機械式時計の心臓部を構成する最も重要な基本要素の一つです。

真鍮(しんちゅう)・・・熱を加えることで非常に変形させやすく、細かな細工や複雑な形への加工に向いている合金素材。時計のムーブメントに最も広く使われているため、今回の企画にも採用しています。

フライス盤・・・金属の平面加工をする時に使用する工作機械。

治具(じぐ)・・・加工や組み立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具の総称。

その他の修理機材は【修理について】にて紹介しています。