このページでは「オメガ フライトマスター前期型 Cal.910」について、機能と操作方法をご紹介いたします。
※本項で説明しているパーツの名称は、スイートロードが独自に付けたものになります。
*2026年1月20日 追記
目次
【オメガ フライトマスターとは】
オメガのスポーツモデルの中でも異彩を放つ「flightmaster/フライトマスター」。
1969年から1977年頃にかけて製造されていた、パイロット向けのモデルです。
*1969年~1971年頃 フライトマスター前期型(Ref.ST145.013)
*1971年 フライトマスター前期型 Solid Gold(Ref.BA345.0801)
*1971年~1977年頃 フライトマスター後期型(Ref.ST145.026 / ST145.036)

設計者はジュネーブのダイビングウォッチメーカー「アクアスター」の創設者であるフレデリック・ロベール。
フレデリック・ロベールは、フライトマスターの他にも「シーマスター300」や「シーマスター・プロプロフ」といった、ヴィンテージオメガを代表するモデルを多数設計している伝説的なエンジニアです。
【各部の名称と配置について】

リューズA(メインリューズ)・・・時・分針の操作
リューズB・・・GMT針の操作
リューズC・・・回転ベゼルの操作
プッシャーD・・・クロノグラフのスタート・ストップ操作
プッシャーE・・・クロノグラフのリセット操作
24時間小針・・・24時間表示計(AM/PMインジケーター)
クロノグラフ分針・・・30分積算計
クロノグラフ時針・・・12時間積算計
*Cal.910には「永久秒針」は搭載されていません。
【時針・分針の合わせ方】

リューズAを12時方向に回すと、ゼンマイが巻き上げられます。
リューズAを引き出して回すと、時・分針と、24時間表示(24時間小針)が連動します。
時刻を合わせるときには、この24時間表示の小針が午前・午後を正しく指しているかどうかを確かめてください。
時刻合わせが終わったら、リューズAを元の位置に押し込んでください。
【GMTの合わせ方】

リューズBを12時方向に回すと、青色のGMT針が可動します。
GMT針は時計回りにのみ動きます。
このGMT針は、時針と一定の時差を保ちながら、12時間に1回転します。(針操作の際には連動しません。)
*GMTとは、第二時間帯を表示できる機能(セカンドタイムゾーン)のことで、時差によって異なる2つの国(都市)の時間を同時に視認することができます。
※リューズBを引き出すことはできません。
【クロノグラフの操作方法】

プッシャーDを押すと、センターのクロノグラフ秒針が発進します。(*スタート)
時間の経過に従って、クロノグラフ分針(30分積算計)と、クロノグラフ時針(12時間積算計)が連動します。
もう一度プッシャーDを押すと、これらの秒・分・時針が停止します。(*ストップ)
さらに、もう一度プッシャーDを押すと、停止した位置から再び発進します。(*リスタート)
クロノグラフの針を停止させた状態で(*ストップ)、プッシャーEを押すと、これらの秒・分・時針をスタート位置に戻すこと(帰零)ができます。(*リセット)
*計測するとき以外は、パーツの摩耗の原因にもなりますので、クロノグラフを作動しないようにしてください。
【回転ベゼルの操作】

風防内部にある回転ベゼルは、リューズCを操作することによって、左右どちらの方向にも回すことができます。
回転ベゼルはタイム・メモとして利用することができます。
「▼印」を時針の位置に合わせることで、移動や目的に要した時間を計測することができます。
また、「▼印」を分針の位置に合わせることで、経過時間が何分だったかを知ることもできます。
※リューズCを引き出すことはできません。
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