スタッフの日常「新版画」

こんにちは!

川崎本店店長の田辺です!

最近興味を持ったのが「新版画」です。

新版画とは、大正から昭和初期にかけて、版元の渡邊版画展の渡邊庄三郎が

伝統的な木版画の技法で新しい芸術を生み出そうとした動き、もしくはその作品を「新版画」というそうです。

色合いや雰囲気、そして今では見れない日本の風景に惹きつけられました。

(海外の風景の版画もあります)

そんなこともあり、版画というものをより知ろうと思い、

町田市立国際版画博物館で開催されている「日本の版画1200年 受けとめ、交わり、生まれ出る」展へ行ってきました。

*印仏(摺仏)

最も古い日本の版画は770年(奈良時代)の仏教経典が最初で、日本の版画は平和を求める祈りから始まったそうです。

印仏(摺仏)、仏教版画、葛飾北斎、歌川広重、川瀬巴水まで幅広い版画を見ることができました。

人物画や風景画は細かく、そして美しく、人の手でここまでできるのかと感動しました。

新版画の時代は今から100年ほど前ですが、この時代に一度は行ってみたいな〜なんて思ったりもします。

映画「男はつらいよ」で日本の色々な場所を旅する寅さんを見ても同じような気持ちになっています。

それはさておき、6月15日まで開催しているので、興味がある方は是非行ってみてください。

細かいことはよくわかりませんが、いいものはいいんですよね。

その感覚は音楽でもそうですし、古いもの全般にも言えることですよね。

「新版画」の作品を家に飾りたいな〜と思いながら、新版画に関する本を買って帰りました(笑)

ということで、スタッフの日常でした。