屋内、屋外ではヴィンテージウォッチの見え方が変わります

こんばんは!

川崎店店長の田辺です!

急に暑くなってきました。

気温は30度を超え、梅雨は明けていませんが、すでに夏です。

暑いのは苦手ですが、半袖になるシーズンは時計好きには嬉しい季節です。

長袖より半袖の方が時計が見えるからです。

当然、私はヴィンテージウォッチを普段の生活で着用、実用しますので、年がら年中時計を見ています。

ヴィンテージウォッチの良いところは、場所や時間によって表情が変わることです。

例えば、「オメガ・シーマスター・クロノメーター」を屋内で着用すると、普通のシルバーです。

屋外で着用すると、

ガラッと時計の雰囲気が変わり、シルバーではなく、飴色に灼けたシルバーになります。

この雰囲気は長い年月をかけて変化したものなので、ヴィンテージウォッチにしかない格好良さです。

現行の時計は、基本的には経年しないため、こういった楽しみ方、面白さはありません。

(田辺は現行が嫌いなわけではありません)

スタンダードウォッチ(ドレスウォッチ)とスポーツウォッチでも見え方は違います。

「オメガ・スピードマスター・プロフェッショナル」を着用してみます。

屋内でも十分格好良いです。

屋外で着用すると、灼けたインデックスが一層際立ちます。

ちなみに、現行の時計は夜光塗料がほとんど灼けません。

灼けている風、ヴィンテージ風の物はありますが、正直格好良くありません。

先ほどもお話しましたが、長い年月をかけて変化したものですので、メーカーの技術力が上がっても、再現することはできません。

薄着になる季節は時計を見る回数が増えます。

”時間”を見ているのか”時計”を見ているのか‥‥

今何時だろう。

時計に目をやる。

良い時計だな〜、格好いいな〜

ところで今何時だっけ‥‥

みたいな事をやってしまっている自分がいます。

人によっては希少性や資産価値に重きを置く方もいらっしゃいますが、

本来のヴィンテージウォッチの面白さも忘れないで欲しいですよね。

本日はヴィンテージウォッチ好きによる、時計の見え方、楽しみ方についてのブログでした。

◎オメガ・シーマスター・クロノメーター 1969年製

◎オメガ・スピードマスター・プロフェッショナル 1992年製