おとなの芸術鑑賞会
こんにちは。ご無沙汰しております。
川崎店副店長の石井です(とはいえ、相変わらず銀座店勤務ですが・・・)
さて、突然ですが、皆さんは最近「文化・芸術」に触れていますか?
学生の頃は、学校行事でミュージカルとか観に行かされましたよね。
イシイは、先日、約10年ぶりに「お芝居」を観に行ってきました。

劇団ラッパ屋 第50回公演 「はなしづか」
2025年4月16 日(水)〜4月23 日(水) 新宿・紀伊國屋ホール
こちらの劇団は、イシイの妻が昔から贔屓にしている劇団でして、今回のお話が「イシイが好きそうだから観に行ってみれば」とのススメで足を運んだ次第です(妻は別日にすでに観劇済み)。

今回、見に行ったお芝居は、
落語家の春風亭昇太、柳家喬太郎、俳優のラサール石井(敬称略)の3人が主役。
戦時中、時世にそぐわない「郭噺(くるわばなし)」などの落語の演目を禁演にしたという史実を元にしたストーリー。
お芝居は19時開演だったので、テーマも「落語」だし、折角、新宿まで行くならと昼間はこちらにお邪魔してきました。



都内に4軒存在する落語寄席(よせ)の1つです。創業は1897年(明治30年)。
12月30日・31日を除く「毎日昼12時〜夜20半まで」落語や漫才などの演芸が楽しめます。
(途中入場・途中退出可能。再入場不可。大人:税込3,000円)
実は、イシイ、結構、落語好きでして、以前は贔屓にしていた落語家さんの独演会など、足繁く通っておりました(以前は土日休みだったので行けたんですよね)が、寄席を訪れるのは、今回が初めてでした。

寄席は、15分〜20分ごとに演者が入れ替わるため、正直、好みではない落語家の高座も聴かなくてはならず、あまり魅力に感じていなかったんですよね。
ところが、実際に足を運んでみると、今まで聴いたこともない、知らない落語家さんの噺が案外、面白かったりと、新たな発見があり、今まで「食わず嫌い」だったことを実感しました。
また、寄席の建物自体も古く、昭和の雰囲気が色濃く残っており、過去の「大名人」と呼ばれる落語家もここの高座に立ったのかと思うと感慨もひとしおでした。
(米津玄師の『死神』のPVのロケ地は、新宿末廣亭です)
ちなみに、この日のイシイのお目当ては「春風亭一之輔」
笑点でもおなじみですね。

最近は有名な落語家だと独演会のチケットもなかなか取れないのですが、寄席であれば、1席とはいえ、気軽に「売れっ子落語家の噺」が聴けちゃうんです。
てなわけで、この日は午後から夜まで、たっぷり芸術鑑賞してきました。
落語もお芝居も、今の時代、Youtubeや配信などで自宅にいながら観ることができますがやっぱり、目の前で生身のプロがライブで演じているのを観ると臨場感もあって楽しいですね。
特に、「お笑い」は会場の客席の反応も重要な演出の一部だというのがよく分かりました。
久しぶりに「落語熱」「演芸熱」が高まりました。
これからは、たまには、寄席に足を運びたいと思います。
やっぱり、人生、アウトプットばかりでなく、インプットが大事ですね。
以上、「サウナ」に「落語」と、趣味のオジサン化(ジイさん化?)が止まらない
スタッフイシイでした。
